終わりのない坂はない

ロードバイク、釣り、テニス、グルメなどなど日常を綴った多趣味な日記です

初心者テニスラケット選びのポイント

今日は初心者の方がテニスを始めるにあたり必要になってくるラケット選びについて書きたいと思います。

現在市販のラケットは大きさ、重量、長さなど様々な種類のものが売られており、どれを買ったらいいのか迷うことと思います。

"やす"も最初のラケットを握ってから20年近くになります。その間に何十本ものラケットを使ってきましたが、このラケットの選び方ひとつでテニスの技量に影響がでると言っても過言ではありません。

ラケットも決して安い買い物ではありませんので、間違いのないように慎重に選んでほしいものです。

それでは項目ごとに書いていきたいと思います。


(A)フェイス(ラケット面)の大きさ


上の写真は左から98平方インチ、105平方インチ、123平方インチの大きさです。

面の大きさが大きいほど、スイートスポット(芯)が大きくなりボールを捕らえやすくなります。
上級者はよくフェイスの小さいラケットを使いますが、フェイスが小さい方が素早い取り回しができるからです。
初心者は取り回しのしやすさよりも、なるべくフェイスの大きいラケットを選ぶようにしましょう。
具体的には110平方インチ以上がオススメです。

(B)重量

230gから330gくらいまでの物があります。軽ければ軽いほど取り回しはしやすくなりますが、早い球に押されるデメリットもあります。
初心者に限っては取り回しを重視し、なるべく軽いものを使った方がいいと思います。
"やす"が知る限りでは10年くらい前に200グラムのラケットも存在しましたが、耐久性で問題があったのか分かりませんが、現在は見かけないような気がします。
具体的には250グラムから280グラムくらいが理想的です。


(C)厚さ

上の写真を見てもらうと分かるように、ラケットによって厚さがぜんぜん違います。

ラケットが厚くなればなるほどパワーが増し、ボールにスピートを与えたり、相手の打球に打ち負けなくなります。
だけど厚くなった分、ナチュラルな打球感(ボールのホールド感)が損なわれます。
上級者は薄いラケットを使う傾向にありますが、厚いラケットを使う上級者も増えています。
初心者は重量で軽くなる分、パワーを補うために厚いラケットをオススメします。


(D)長さ

長いラケットはその分、高い打点からの打球が可能になりますので、サーブ時のパワーが増すなどといった利点があります。
またシャフトが長くなる分のしなりも利用できるのでさらに威力のある打球が可能になります。
逆に短いものの利点は、打点がカラダに近くなるので、ボールを正確に捕らえやすいという利点があります。
初心者の方はパワー重視でなるべく長めのものを選びましょう。


(E)グリップサイズ

1から3まであり数字が小さいものほど径が小さくなります。
少し細めの物を買って、グリップテープを二重に巻くなどして調整した方がいいと思います。


(F)ガットのテンション

48ポンドくらいから65ポンドくらいまでの範囲で張りますが、強く張れば張るほど腕への負担が大きくなり、ボールも飛びませんが、当たった時の打球感が良くなります。
初心者は50ポンド前後から始めてみればいいと思います。


(G)ガットの種類

大きく分けてモノフィラメント(一本の太い糸)とマルチフィラメント(細い糸の束)に分かれます。
モノフィラメントは切れにくいが打球感が硬い特徴があり、マルチフィラメントはささくれやすいが打球感がやわらかい特徴があります。
初心者は腕への負担を考え、マルチフィラメントがいいと思います。
それから太さによってスピン性能とかあるのですが、そこは初心者はこだわらなくていいと思います。


どうでしたか?

参考にされてください。


今日の走行距離 47.03km