終わりのない坂はない

ロードバイク、釣り、テニス、グルメなどなど日常を綴った多趣味な日記です

KOGA KIMERA 3K Di2 インプレ

この前納車されたKOGAですが、なかなか長距離乗れなくてインプレを書けないでおりました。



だけどやっと今週末時間が取れたので、早速「林道−県民の森」コースまで乗ってきました。



林道コース↓


県民の森↓


まぁ一回の走行で全てが分かる訳ではないので、今後小出しにお届けしたいと思います。



まず乗った全体的な印象ですが「レース指向の強い硬いフレーム」と思いました。



縦方向の強度がかなり強くコーナーで動力をかけると、直立に起き上がろうとする感じがします。



リヤのハンガー部分を見ても高さ方向に立て長に作ってあることに加え、キメの細かいカーボンの相乗効果で、バイク進行軸方向はたわみが少ないのかなと分析しています。



高さ方向に扁平しているリヤハンガー↓



またハンドリングは結構クイックで、少し気忙しい感が見受けられ最初は慣れが必要だと感じました。



よってRの大きいカーブは若干苦手、逆に小刻みに切り返していくカーブは前輪が入って行きかなり機敏に反応します。



それから高速直進安定性ですがはホイールの効果も手伝ってかかなり高印象です。



ノーマルクランクを下りでぶん回し80km近く出してみたのですが、ハンドルのクイックさが別物のように安定してました。



バーハンドルに付け替えてTTなどで使うと意外にいいのかも知れません。



それから登坂能力に関して、まずシッティングですが、ある程度踏んで行けばレスポンスよく反応しますが、踏めない人だとちょっと足にくるかもです。



自分は結構、ダンシングを多用する方なんですが、ダンシングに関しては縦方向のたわみが少ないことに加え、硬く直立しようとする力いので結構上半身の力が要求されるバイクと思います。



シッティングにしてもダンシングにしても少し、踏み出しトルクが要求される印象です。



これらを総括して形容すると、ちょっと癖のある「じゃじゃ馬」ってところだろうと思います。



ズバリ初心者が最初に買うバイクとしてはオススメ出来ません。



完成車のフレームは万人受けするコンフォートな味付けのバイクが多いのですが、このバイクに限ってはレースを意識している分、硬くとんがった印象です。



自分としては現在のビアンキのように万人受けするフレームと差別化できるバイクを欲しかったので満足しています。




じゃじゃ馬↓



この「じゃじゃ馬」をそのうち飼いならして自分のものにしたいと思ってます。




そうなった時はもう少し早くなれそうです。